新しい世界へのチャレンジ。
人と人の繋がりがオギノの強み。

現在の仕事内容

2021年1月、本格的に自社ブランド商品を開発することを目的に、新しく「商品開発企画」が生まれ、私はその責任者に任命されました。他社との差別化のため、オギノでしか買えない商品（ＰＢ商品）の開発は非常に重要な戦略です。入社22年目にして、身の引き締まる思いでした。
着任したもののＰＢ開発という大きな目標だけが存在し、まずは何をすればいいのか・・・暗中模索でした。そこで、15年間のバイヤー経験で培った人脈を活かし、様々な方から教えを乞い、自分でも本やネットで情報収集。おぼろげながら、商品発売にむけての道筋が見えてきてました。この前例のないことに取り組み、0から創造していく時期が、本当に大変でしたね。その後、ブランドコンセプトや名称、ロゴデザイン、デビューに向けた販売促進などブランド戦略を立案し、実行。2022年3月、ＰＢ商品「オギノセレクト」としてデビューさせることができました。これからも「オギノセレクト」を当社の看板商品として大きく育てていきたいですね。

私の宝物

入社後数か月間は、「新入社員教育ノート」いうノートを上司と毎日交換していました。日々の仕事内容、疑問や心配事を記入し提出すると、翌日には細かく丁寧に回答が書かれたノートを返してくださいました。なぜこの作業をこの時間にするのか、なぜこのような方法でするのか、その目的を教えてもらい、毎日の仕事に意味を見出すことができ、目標をもって仕事に臨むことができました。上司は、私の些細な疑問や質問に返事を書くのはかなり大変だったでしょう。この交換ノートは、私の基礎を作った宝物。時々見返して、初心を思い出しています。

仕事のやりがい・楽しいところ

仕事のやりがい・楽しい
ところ

売場担当者の時は、この商品を、どの店舗よりも多く売ること。その為にどのように売場を作り、お客様に買って頂くかを考えるというのが、とても楽しかったです。小売業の仕事の醍醐味は、自分のチャレンジに対して、すぐに答えが販売数量や売上などの数値で返ってくるところ。今日の行動に対して、今日の売上、明日の売上、今週の売上、今月の売上が変化していきます。失敗したらすぐに修正し、何度でもチャレンジ出来る。
バイヤーは、担当部門の商品について、何を、どのくらい、いつ仕入れるのか・・・何十億というスケールの大きな仕入を行い、売場担当者よりも将来の見通しが重要となります。仕入れた商品の成否は、売場担当者と同様に数値実績ですぐに答えが返ってくるので、こちらもチャレンジすることがとても楽しいですね。
現在の商品開発企画では、一から基礎を作ること、それが会社のルールとして積み上げる事が出来た時にやりがいを感じています。また、お客様や従業員から「おいしかった」「この商品を買ってるよ」という声を聞くのも大きな喜びです。