株式会社オギノは環境保全活動の一環として、甲府市の森林(水資源)整備事業への支援を通じ大気中のCO2削減する森林整備促進助成事業「オギノの森」を、2007年6月27日(水)より開始いたしました。これは山梨県が提唱する「企業の森推進事業」の県内企業第1号となります。
オギノでは、資源循環型の持続可能な社会、自然と共存できる社会を目指し、この美しい山梨を次世代へ引き継いでいきたいと思っております。そのために、「店はお客さまのためにある」の経営理念と、環境方針である「地域社会及び地球の環境保全に気配りした豊かな消費生活の実現」の両立に取組んでいます。
その一環として、国内外における環境保護活動で実績のある公益財団法人オイスカ(※1)の『生業(林業) の復活から環境保全に繋げる』という理念に賛同し、山梨県が提唱する「企業の森推進事業」に参画し、地域の環境保全活動をスタートさせました。
(※1)公益財団法人オイスカ
アジア太平洋地域を中心に農林業を通じた人材育成を主目的として、1961年に設立された46年の歴史を持つ国際協力NGO団体。本部 東京都。
▲甲府市水源林「オギノの森」環境保全活動が
実施された山梨県甲府市川窪町 (荒川ダム・能泉湖東岸)
国内外における環境保全活動で実績のある公益財団法人オイスカと、「企業の森推進事業」を提唱する山梨県及び甲府市の協力の下、甲府市川窪町地内等(荒川ダム東岸)の山林1.7ヘクタールを「オギノの森」とし、6年余りにわたり植林や下刈り、間伐などの森林の整備を実施してまいりました。
当事業に対し社内ボランティアによる支援ならびに、お客様にもご参加いただきました。
オギノはこれまで、CO2削減のため電力の削減やゴミ減量化のためのリサイクルボックス・古紙回収ボックス設置、マイバッグ・マイバスケットキャンペーンでのレジ袋の削減等に取り組んでまいりました。
本活動は、これら環境保全への取り組みによる身近な自然保護を目指しています。
これらの取り組みにより森林設備を促進することは、森林によるCO2吸収能力を高めるほか、水資源の保全、土壌の保全効果を向上させ、土砂崩れ災害等への安全確保にも貢献します。
今後も環境保全を企業経営における最重要課題のひとつとして取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
「オギノの森」植林活動を、2008年~2016年までの9年間で計13回の活動を実施しました。2008年に植林した苗木は、大きいもので8メートル以上に成長しました。
また、やまなしの森づくりCO2吸収認証制度により2009年から表彰を受け、2015年度に「オギノの森」が吸収したCOは1.7トンとなりました。
オギノはこれからも美しいふるさとづくりに努めてまいります。
ヒノキ・ハンノキの植樹風景です。
141名が参加して、約1,000本を植樹しました。
第2回植林活動(下草刈り)前の様子です。
大きいもので2m近くになりました。
植林場所から見た荒川ダムです 。
大きいもので約3mになりました。
大きいもので約4mになりました。
大きいもので約7~8mになりました(ハンノキ)。
「オギノの森看板」を大きく超えました。上記の5年後の時(2013年5月)と比較してみてください。
ヒノキも5m超えの樹が多くありました。
植林場所から荒川ダムが見えない程成長しました。
先端のしなっている部分(約20cm)が今シーズンに成長した部分です
幹が約10cmの太さにまで成長しました。
作業員(右端)が隠れるまで大きくなりました。
森らしくなってきました!
「オギノの森看板」が隠れてしまいました。
ヒノキ・ハンノキがさらに成長する様、来年度も「下草刈り活動」を実施してまいります。